ロマンあふれる自然と歴史の里
愛知県の東部、奥三河の玄関口である新城市は、平成17年10月、旧新城市、旧鳳来町、旧作手村の合併によって誕生しました。県内2番目の広さを誇る市域の内、約84%は三河山間部を形成する緑豊かな地です。
国の名勝に指定されている鳳来寺山をはじめ、市域に広がる国定公園や県立公園の指定区域には、希少な動植物が息づく生態系や景勝地が守られており、訪れる人々を魅了しています。他にも1300年の歴史を持つ湯谷温泉など、観光スポットも満載。また、2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のゆかりのある鳳来寺、そして、長篠・設楽原の戦いで知られる長篠城址や設楽原決戦場など、歴史の舞台になった名所が点在しています。
豊かな自然と共存した産業
特産品としては、自然の中で豊かに育まれ深い味と香りが特徴の煎茶「しんしろ茶」、地元肥育農家で育てられた肉質等級の高い極上和牛の「鳳来牛」、朝晩の寒暖差を活かした栽培で肉厚で甘味が強く栄養満点の「ホウレンソウ」、他にも梅、トマト、イチゴ、さといも等地域ごとの特色に合わせた農産物があります。
戦後、新城市ではそれまで農業中心であった産業構造を転換するため、多数の工業団地が造成されました。現在、工業ではゴム製品、非鉄金属、電気機械器具の生産が盛んです。