東栄町
木曽山系の南端に位置し、700mから1000m級の山々が連なり、四方を山に囲まれた町の中央部を大千瀬川、奈根川など清流が流れ、天竜川に注いでいます。総面積の約9割が山林と原野で形成されており、県立自然公園と天竜奥三河国定公園の指定を受けている山岳渓流美の中で、心ゆくまで自然の魅力を体感できます。
町の伝統芸能である「花祭」は国の重要無形民俗文化財。鎌倉時代から代々受け継がれる歴史ある神事は、毎年11月から3月にかけて各地区で開催され、悪霊除け、神人和合、五穀豊穣、無病息災などを祈願します。
新着情報
- 2019年11月11日
- 「花祭周遊バス」を運行します!《11/23(土)~24(日)、1/2(木)~3(金)》
- 2019年07月26日
- 八坂神社祭典《7/27(土)、7/28(日)》
- 2019年06月10日
- ホタルのさんぽ道《6/14(金)~6/16(日)、6/21(金)~6/23(日)》
産業情報
名産はヘボ(黒スズメバチ)の甘露漬け。農業では、農産物出荷額の75%を畜産が占めており、主にブロイラー(鶏)を生産しています(注1)。なかでも、若鳥の胸肉や鶏皮を使用した加工食品の「東栄チキン」が有名です。
耕種では大根の生産が盛んな他、タラの芽の出荷も豊富。山里の幸を盛り込んだ猪鍋や、山間部の貴重なタンパク源として古くから受け継がれてきた「ヘボ飯」などは、郷土料理として知られています。
注1 農林水産省「平成18年生産農業所得統計」
見どころ観光スポット
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大入渓谷
【別所街道】
大入渓谷は、大入川の新豊根ダム下流の全長12kmにもなる渓谷です。清流のせせらぎやどこからともなく聞こえてくる野鳥のさえずりとともに、鋭く高い岸壁の景観がまざりあい、渓流美の真髄を見せています。エメラルドグリーンの清流に覆い立つ高い岸壁は、「奥三河の赤壁」とも言われます。人跡を拒むように高い絶壁が続き、隠れた紅葉の名所となっています。 -
蔦の渕
町を西から東へ流れる大千瀬川のほぼ中央に位置します。幅約70メートル、落差約10メートルの大滝で、「奥三河のナイアガラ」とも呼ばれます。この地域有数の景勝地です。
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桃源の郷
下川地区では2007年から5年間に渡って美しい環境づくりのために国道沿いにモミジ、枝垂れ桃、アジサイなどの苗木を植える活動が続けられました。
川沿いには遊歩道が整備されており、自然に包まれながらトレッキングや森林浴を楽しむこともできます。
ご当地グルメ・お土産・特産品
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- 東栄茶
- 鮮やかな色と香りの高さで知られ、多くは銘茶の香り出しにブレンドされます。町内の農産物直売所や土産物店では他の茶葉とブレンドされていない東栄茶が販売されているので、純粋な東栄茶の豊かな香りを楽しめます。
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- 東栄町 地酒
- 澄んだ空気、清らかな水、冬の厳しい冷え込みなど、自然の恩恵を受けて300年以上にわたり、造り継がれている東栄町の地酒。山菜や川魚、きのこなど山の幸との相性は抜群です。
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- 東栄町 若鶏
- 東栄町は、県内有数の肉用若鶏の生産地です。フランクフルトやウインナーが製造・販売されています。
地域マップ情報
問い合わせ先
問い合わせ先: | 東栄町役場振興課 |
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住所: | 〒449-0292 北設楽郡東栄町大字本郷字上前25番地 |
TEL: | 0536-76-0502 |
FAX: | 0536-79-3554 |
URL: | http://www.town.toei.aichi.jp/ |