東三河で暮らすLiving in Higashimikawa

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VOICE

Case
5

移住者の声

大阪府 → 設楽町

夫婦で選んだ終の棲家で出会うたくさんの笑顔と感動!

小西さんご夫妻

憧れの田舎暮らしを夫婦で実践

 笑顔がとても朗らかな小西忠信夫妻が営む、設楽町の民宿「まほろば」。もとは材木商の持ち家だったという立派な木造二階建ての母屋と、隣接する白壁の洋館が一際目を引く。オープンして2年半ほどだが、ご夫婦の人柄と、地元の食材を使った滋味あふれる料理が評判となり、常連客や地域住民に愛される場所となっている。
 以前は、大阪府摂津市で警察官として勤務していたご主人。定年後は田舎で暮らしたいと漠然と思い描いていたそうだが、あるとき見た田舎暮らしの情報誌に、現在の「まほろば」となる古民家が紹介されていた。現地に2度足を運び、建物と場所を気に入り、定年を待たずにこの地に移住を決意。移り住んだ後に、「大阪のお友達に遊びに来てもらいたい」という気持ちから、民宿経営を一から勉強して、オープンまでこぎつけた。

都会や組織のなかでは味わえない充実感

 「毎日が感動なんです」と話す奥さん。「星がきれい、水が美味しい」「野菜をもらった」などなど、日々感動の連続で忙しいのだと笑う。ご主人は全てを自分で決めて行動できることにやりがいを感じているという。「畑仕事は手間をかけた分、いい収穫ができる。田舎暮らしにはそういう部分があって、手間をかけた分、何かしら返って来る。それが楽しいですね」。
 昨年から挑んでいる蕎麦作りは、この冬には美味しい新蕎麦が味わえるはず。常に新たな試みに挑む小西夫妻の姿は、地域の人たちに故郷の魅力を再認識させるきっかけとなるだろう。20年以上空き家だった建物とともに、人々の心にも新しい灯りをともしているのだ。

民宿 まほろば
1日1組限定ながら、1泊2食付きで6,000円からと非常にリーズナブル。
自家菜園と地元農家で採れた食材で、料理自慢の奥さんが腕を振るう。
北設楽郡設楽町津具字下下留6-1 0536-83-2280

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※記載内容は取材当時のものです。

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