第1回三河トコトン豚祭り開催
2013年03月27日
3月24日、豊橋にある「ここにこ」の芝生広場で、豚とふれ合い、豚を学んで、豚を味わう「三河トコトン豚祭り」が開催されました。
全国有数の養豚の産地である三河地域には、美味しい豚肉がたくさん生産されています。豊根村の廃校で熟成された本格生ハムの試食会やかわいい子ブタとのふれあい、ソーセージづくりなどで多くの参加者が1日中楽しんでいました。

全国有数の養豚の産地である三河地域には、美味しい豚肉がたくさん生産されています。豊根村の廃校で熟成された本格生ハムの試食会やかわいい子ブタとのふれあい、ソーセージづくりなどで多くの参加者が1日中楽しんでいました。
ファインモールドと作る愛知県庁プラモデル
2013年03月26日
3月23日、豊橋市のこども未来館「ここにこ」で、愛知県庁本庁舎のプラモデルを作る体験プログラムが実施されました。
愛知県庁本庁舎のプラモデルは、豊橋にある有限会社ファインモールドが、県の「あいち中小企業応援ファンド」支援事業による助成を受け、「大人の社会見学シリーズ」として、500分の1のスケールで再現されたものです。
当日は、ファインモールドの熊澤さんの指導のもと、4人の小学生がプラモデルづくりに挑戦して、とても上手にプラモデルを完成させていました。

愛知県庁本庁舎のプラモデルは、豊橋にある有限会社ファインモールドが、県の「あいち中小企業応援ファンド」支援事業による助成を受け、「大人の社会見学シリーズ」として、500分の1のスケールで再現されたものです。
当日は、ファインモールドの熊澤さんの指導のもと、4人の小学生がプラモデルづくりに挑戦して、とても上手にプラモデルを完成させていました。
東三河のキラリ企業訪問「(株)くればぁ」(豊橋市)
2013年03月26日
東三河県庁では、地域産業の現状を把握し、施策に生かすため、永田副知事が定期的に東三河地域の企業を訪問しています。
2月27日(水)には、豊橋市の「株式会社くればぁ」を訪問しました。
■私達の生活を支えるメッシュ製品
「くればぁ」は、メッシュの加工品を始めとする繊維製品を製造する会社です。
メッシュとは、英語で網目のことです。網は、その開き目の大きさに応じ、物質を通したり、捕らえたりすることができますが、この性質を利用した製品は、私たちの生活を見えないところから支えています。
たとえば、液体中の異物を除去する濾過フィルター、固体の大きさに応じたふるい分け、印刷用の版、電磁波の遮へい、湿度をコントロールするスポーツウェアなどです。
■下請け縫製業から提案型工場へ
「くればぁ」は、昭和41年に、今の中河原四郎会長が、蒲郡市に個人創業したのが始まりです。当時は布団カバーなどの縫製を営んでいたのですが、より収益のとれる事業を、と考え、婦人服の受託製造も手がけるようになりました。ファッション雑誌を片手に、東京のデザイナーズブランドを調べ、飛び込みで営業をかけ、契約を得ていったそうです。
しかし、繊維製品の海外生産が進む中、「下請けの賃加工では成り立たない。メーカーにならなくては。」と考え、繊維を使った独自のアイデア商品の開発を始めることとしました。
現在では、メッシュ製品の製造が中心となっており、合成繊維、ステンレス、カーボンなどの様々な種類のメッシュクロス(生地)を繊維メーカーから仕入れ、それに縫製や樹脂成形、溶接などの加工を加え、顧客の要望に応じたオーダーメイドの製品を製造・販売しています。
化粧品製造過程での選別フィルターなどの工業用フィルター、工場排水処理用ネットなどの環境製品、クリーンルーム用衣料、日用雑貨など、その業務範囲はとても広いです。
これまでに培った技術力を活かし、1点ものの試作品から大量生産まで、敏速で小回りの効く提案型工場として、信頼を得ています。
■PM2.5フィルターマスク
「くればぁ」を一躍有名にしたのが、PM2.5対応のマスクです。
PM2.5とは、粒子の大きさが2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1,000分の1ミリメートル)以下の、大気中に浮遊する粒子状物質です。粒子が非常に小さいため、肺の奥まで入りやすく、呼吸器系への影響が懸念されています。
「くればぁ」は、従来、エアコンの吹き出し口用に販売していた、網目0.1マイクロメートルというとても細かい網目のメッシュをマスクに縫い付け、PM2.5の微粒子を99%カットできるマスクを開発しました。さらに、隙間からの粒子の侵入を防ぐため、鼻の高さや頬の広さなど顧客の顔の形に合わせたオーダーメイドのものも製造しています。
このオーダーメイドのマスクは、1枚4,998円という価格ながら、今年1月頃から注文が急増。新聞等での報道もあり、中国の日系企業、九州の企業などを中心に、約20万枚以上の注文があったそうです。
あまりの受注の多さに生産が追いつかず、現在では受注を一時停止している状況です。
■困ったときの「くればぁ」
「できない、と言うのが大嫌い」と、中河原会長は言います。
顧客の要望は断らない。難しい製品もとりあえず作ってみる。
「困ったときの『くればぁ』」でありたい。
そんな中河原会長の姿勢が、幅広い業界から多くの支持を得ている理由なのでしょう。
株式会社くればぁのホームページへ(外部リンク)

【写真:中河原四郎会長、由美子社長との意見交換】

【写真:メッシュクロスを加工する模様の見学】
2月27日(水)には、豊橋市の「株式会社くればぁ」を訪問しました。
■私達の生活を支えるメッシュ製品
「くればぁ」は、メッシュの加工品を始めとする繊維製品を製造する会社です。
メッシュとは、英語で網目のことです。網は、その開き目の大きさに応じ、物質を通したり、捕らえたりすることができますが、この性質を利用した製品は、私たちの生活を見えないところから支えています。
たとえば、液体中の異物を除去する濾過フィルター、固体の大きさに応じたふるい分け、印刷用の版、電磁波の遮へい、湿度をコントロールするスポーツウェアなどです。
■下請け縫製業から提案型工場へ
「くればぁ」は、昭和41年に、今の中河原四郎会長が、蒲郡市に個人創業したのが始まりです。当時は布団カバーなどの縫製を営んでいたのですが、より収益のとれる事業を、と考え、婦人服の受託製造も手がけるようになりました。ファッション雑誌を片手に、東京のデザイナーズブランドを調べ、飛び込みで営業をかけ、契約を得ていったそうです。
しかし、繊維製品の海外生産が進む中、「下請けの賃加工では成り立たない。メーカーにならなくては。」と考え、繊維を使った独自のアイデア商品の開発を始めることとしました。
現在では、メッシュ製品の製造が中心となっており、合成繊維、ステンレス、カーボンなどの様々な種類のメッシュクロス(生地)を繊維メーカーから仕入れ、それに縫製や樹脂成形、溶接などの加工を加え、顧客の要望に応じたオーダーメイドの製品を製造・販売しています。
化粧品製造過程での選別フィルターなどの工業用フィルター、工場排水処理用ネットなどの環境製品、クリーンルーム用衣料、日用雑貨など、その業務範囲はとても広いです。
これまでに培った技術力を活かし、1点ものの試作品から大量生産まで、敏速で小回りの効く提案型工場として、信頼を得ています。
■PM2.5フィルターマスク
「くればぁ」を一躍有名にしたのが、PM2.5対応のマスクです。
PM2.5とは、粒子の大きさが2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1,000分の1ミリメートル)以下の、大気中に浮遊する粒子状物質です。粒子が非常に小さいため、肺の奥まで入りやすく、呼吸器系への影響が懸念されています。
「くればぁ」は、従来、エアコンの吹き出し口用に販売していた、網目0.1マイクロメートルというとても細かい網目のメッシュをマスクに縫い付け、PM2.5の微粒子を99%カットできるマスクを開発しました。さらに、隙間からの粒子の侵入を防ぐため、鼻の高さや頬の広さなど顧客の顔の形に合わせたオーダーメイドのものも製造しています。
このオーダーメイドのマスクは、1枚4,998円という価格ながら、今年1月頃から注文が急増。新聞等での報道もあり、中国の日系企業、九州の企業などを中心に、約20万枚以上の注文があったそうです。
あまりの受注の多さに生産が追いつかず、現在では受注を一時停止している状況です。
■困ったときの「くればぁ」
「できない、と言うのが大嫌い」と、中河原会長は言います。
顧客の要望は断らない。難しい製品もとりあえず作ってみる。
「困ったときの『くればぁ』」でありたい。
そんな中河原会長の姿勢が、幅広い業界から多くの支持を得ている理由なのでしょう。
株式会社くればぁのホームページへ(外部リンク)

【写真:中河原四郎会長、由美子社長との意見交換】

【写真:メッシュクロスを加工する模様の見学】