東三河のキラリ企業訪問「有楽製菓株式会社」(豊橋市)
2012年09月19日
東三河県庁では、地域産業の現状を把握し、施策に生かすため、永田副知事が定期的に東三河地域の企業を訪問しています。
9月13日(木)には、豊橋市の有楽製菓株式会社を訪問しました。
■有楽製菓株式会社
有楽製菓は、「ブラックサンダー」などのチョコレート菓子や、クッキー、ビスケット等を製造する会社です。
今では全国のコンビニエンスストアなどで販売されているブラックサンダーですが、豊橋工場で開発された商品であり、今も全量が豊橋の工場で製造されています。
そのパッケージには「とよはし産」という文字が誇らしげに光っています。
ブラックサンダーは、ロンドンオリンピックで金メダルを獲得した、体操の内村航平選手が、「大好物」と公言しており、初めてその話題が取り上げられた北京オリンピックを機に、売り上げも急上昇。現在では年間1億3,000万個を売り上げる、同社の看板商品になっています。
今回は、昨年稼動を始めた新しい工場「豊橋夢工場」を見学させていただきました。
広々として明るく清潔な工場の中で、自動化されたラインの上を、商品が速いスピードで駆け抜けていきます。
このラインでは、ブラックサンダーが一日に35万個以上生産されており、他のラインでもブラックサンダーの関連商品が生産されているようです。
このようにブラックサンダーが大ヒットした要因は、単に内村選手などによる話題性だけではなく、ボリューム感、深い味わい、サクサクの食感など高い品質を備えていることと併せ、ビスケットなどの自社生産、製造ラインの遅延箇所の改善など、徹底したコスト削減の取組により、30円という低価格を維持できていることによるものです。
ローマは一日にして成らず。ブラックサンダーも一日にして成らず。
常に質を高めていく地道な取組が、周囲の応援を呼び起こした成功例であると思いました。
有楽製菓株式会社ホームページへ(外部リンク)



【写真:(上)河合伴治社長との意見交換、(中下)ブラックサンダー製造ラインの様子】
9月13日(木)には、豊橋市の有楽製菓株式会社を訪問しました。
■有楽製菓株式会社
有楽製菓は、「ブラックサンダー」などのチョコレート菓子や、クッキー、ビスケット等を製造する会社です。
今では全国のコンビニエンスストアなどで販売されているブラックサンダーですが、豊橋工場で開発された商品であり、今も全量が豊橋の工場で製造されています。
そのパッケージには「とよはし産」という文字が誇らしげに光っています。
ブラックサンダーは、ロンドンオリンピックで金メダルを獲得した、体操の内村航平選手が、「大好物」と公言しており、初めてその話題が取り上げられた北京オリンピックを機に、売り上げも急上昇。現在では年間1億3,000万個を売り上げる、同社の看板商品になっています。
今回は、昨年稼動を始めた新しい工場「豊橋夢工場」を見学させていただきました。
広々として明るく清潔な工場の中で、自動化されたラインの上を、商品が速いスピードで駆け抜けていきます。
このラインでは、ブラックサンダーが一日に35万個以上生産されており、他のラインでもブラックサンダーの関連商品が生産されているようです。
このようにブラックサンダーが大ヒットした要因は、単に内村選手などによる話題性だけではなく、ボリューム感、深い味わい、サクサクの食感など高い品質を備えていることと併せ、ビスケットなどの自社生産、製造ラインの遅延箇所の改善など、徹底したコスト削減の取組により、30円という低価格を維持できていることによるものです。
ローマは一日にして成らず。ブラックサンダーも一日にして成らず。
常に質を高めていく地道な取組が、周囲の応援を呼び起こした成功例であると思いました。
有楽製菓株式会社ホームページへ(外部リンク)
【写真:(上)河合伴治社長との意見交換、(中下)ブラックサンダー製造ラインの様子】
「インターネットショップを活用した販路拡大セミナー」開催しました
2012年09月14日
愛知県では、公益財団法人あいち産業振興機構と連携し、9月13日東三河県庁(東三河総合庁舎)において、「インターネットショップを活用した販路拡大セミナー」を開催いたしました。
今回のセミナーでは、インターネットを活用した販路拡大を検討している事業者に対し、楽天(株)、アマゾンジャパン(株)、(株)Eストアーの協力を得て、それぞれのインターネットショップの仕組みや費用、活用方法などを紹介するとともにインターネット販売の疑問等についてわかりやすく解説しました。


今回のセミナーでは、インターネットを活用した販路拡大を検討している事業者に対し、楽天(株)、アマゾンジャパン(株)、(株)Eストアーの協力を得て、それぞれのインターネットショップの仕組みや費用、活用方法などを紹介するとともにインターネット販売の疑問等についてわかりやすく解説しました。
東三河のキラリ企業訪問「本多電子株式会社」(豊橋市)
2012年09月14日
東三河県庁では、地域産業の現状を把握し、施策に生かすため、永田副知事が定期的に東三河地域の企業を訪問しています。
9月12日(水)には、豊橋市の本多電子株式会社を訪問しました。
■本多電子株式会社
本多電子は、魚群探知機や医療用画像診断装置など、超音波を用いた電気機器を製造する会社です。
超音波というと、何か難しいことのように聞こえますが、私達の生活のいろいろな場面に活用されています。
船から発した超音波の反射により、水中の魚の有無や、海底の様子をディスプレイに映す「魚群探知機」は,同社が創業時から手がけている機器で、レジャー用の小型魚群探知機では国内販売台数1位を誇ります。
超音波の振動は、材料を切ったり、くっつけたりすることにも使われます。身近なところでは、通常の刃物では切りにくいケーキのカッターや、卵パックの溶着にも使われています.
さらに、お腹の中の赤ちゃんの様子を映し出す「画像診断装置」や、ガン細胞などの診断にも使われる「超音波顕微鏡」など、医療の現場でも活躍しています。
そして、同社の強みは、これらの機器の心臓部である、超音波の発信源となるパーツ「圧電セラミックス」を自社開発していることです。これにより、様々な種類の超音波機器を製造することができます。
「超音波」という専業に特化し、他社に負けない技術を開発する本多電子は、まさに超音波の「プロフェッショナル」であると感じました。
本多電子株式会社ホームページ(外部リンク)


【写真:(上)本多洋介社長との意見交換、(下)超音波科学館の見学】
9月12日(水)には、豊橋市の本多電子株式会社を訪問しました。
■本多電子株式会社
本多電子は、魚群探知機や医療用画像診断装置など、超音波を用いた電気機器を製造する会社です。
超音波というと、何か難しいことのように聞こえますが、私達の生活のいろいろな場面に活用されています。
船から発した超音波の反射により、水中の魚の有無や、海底の様子をディスプレイに映す「魚群探知機」は,同社が創業時から手がけている機器で、レジャー用の小型魚群探知機では国内販売台数1位を誇ります。
超音波の振動は、材料を切ったり、くっつけたりすることにも使われます。身近なところでは、通常の刃物では切りにくいケーキのカッターや、卵パックの溶着にも使われています.
さらに、お腹の中の赤ちゃんの様子を映し出す「画像診断装置」や、ガン細胞などの診断にも使われる「超音波顕微鏡」など、医療の現場でも活躍しています。
そして、同社の強みは、これらの機器の心臓部である、超音波の発信源となるパーツ「圧電セラミックス」を自社開発していることです。これにより、様々な種類の超音波機器を製造することができます。
「超音波」という専業に特化し、他社に負けない技術を開発する本多電子は、まさに超音波の「プロフェッショナル」であると感じました。
本多電子株式会社ホームページ(外部リンク)


【写真:(上)本多洋介社長との意見交換、(下)超音波科学館の見学】