現在の位置 : トップページ > 東三河県庁 > 今年度の取り組み > 東三河県庁ニュース

東三河のキラリ企業訪問「西島株式会社」(豊橋市)

2014年07月29日

 東三河県庁では、地域産業の現状を把握し、施策に生かすため、この地域の「キラリ」と光る企業を、中西副知事が定期的に訪問しています。

 今回は、豊橋市の「西島株式会社」に訪問した模様をお伝えします。

 
■こだわりの「自社一貫生産体制」
 西島株式会社では、自動車関連専用工作機械、全自動超硬丸鋸(まるのこ)切断機、全自動超硬丸鋸刃研削盤等の設計・製造を行っている会社です。

 製品の多くはオーダーメイドであり、自社一貫生産体制をとっているため、紙一枚の仕様書から設計を行い、注文者の専門的なニーズに対応しながら製造を行います。そのため西島株式会社では、営業は全てエンジニアが担当しています。


【西島改革推進本部長(写真右)から会社説明を受ける中西副知事(写真左)】
 

【創業当時の主力製品であった「発動機」の説明を受ける中西副知事(写真左)】
 

■「定年なし、学歴関係なし、技術に限界なし」
 この言葉は西島株式会社の経営方針です。西島株式会社では定年制をとっていないため、健康な体で働く意欲があるかぎり正規職員として働き続けることができます。

 これは、単に定年制度がないだけではなく、西島株式会社の人材登用システムに特徴があります。西島株式会社では、職員採用後、多能工として一定の技術を幅広く磨いたのち、上の世代の大変さを学んで自分自身の成長につなげるため、若くして課長や部長などの役職に登用されます。その後、50歳を超えた役職者は徐々に平社員となり、若手の育成や専任工の技術者としてひたすら己の技術向上に努めます。

 訪問したこの日もいつもどおり、勤続年数が60年以上で80代の社員さんが、組立工場内で元気に働いていらっしゃいました。


【組立工場内を見学する中西副知事(写真右)】


【80代の社員(写真左)からお話を伺う中西副知事(写真右)】
 

■蓄積したノウハウを活かし、新たな活躍の場を展開①~医療分野~
 西島株式会社では、培った技術やノウハウを活かして医療機器に特化した子会社(西島メディカル株式会社)を平成14年に設立しました。

 これまで、欧米のメーカーがシェア90%以上を占めていた人工関節分野に参入し、日本人の体格、生活様式に合った人工関節、インプラント及び手術器械等の開発、製造を行い、会社設立からわずか7年で製品の量産化にこぎ着けました。


【西島本部長(写真左)から西島メディカル株式会社の商品説明を受ける中西副知事(写真右)】
 

■蓄積したノウハウを活かし、新たな活躍の場を展開②~環境分野~
 平成24、25年度に本県の「新あいち創造研究開発補助金」を活用し、風力発電で一般的なプロペラ式ではなく、4枚の翼が羽ばたくように上下左右に動いて発電する「羽ばたき式小型風力発電装置」の開発を行いました。この方式を採用した発電装置は全国初であり、省スペースかつ風切音が皆無であることから、様々な場面での利用が想定されています。

 この装置は、今年4月から豊橋市視聴覚教育センター屋上に設置されておりますので、皆様も一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
 
 祖父、父、孫の三世代家族と思えるほど年齢の離れた職人達が、同じ現場でそれぞれの技術を駆使し、紙一枚の仕様書からオーダーメイドで製品化する西島株式会社。今後も西島株式会社らしい幅広い年齢層の職人の手により、自慢のノウハウや技術を活かして幅広い分野でのさらなる活躍を期待したいですね。


【豊橋市視聴覚教育センター屋上に設置された「羽ばたき式小型風力発電装置」】

西島株式会社のホームページへ(外部リンク)

西島メディカル株式会社のホームページへ(外部リンク)

愛知県「新あいち創造研究開発補助金」へ(外部リンク)
 

平成26年度 第1回東三河ビジョン協議会が開催されました

2014年07月29日

 平成26年7月23日(水)東三河県庁にて、中西副知事、豊橋市長始め17名が参加し、平成26年度第1回東三河ビジョン協議会が開催されました。


 今回のビジョン協議会では、まず平成25年3月に策定した将来ビジョンと主要プロジェクト推進プラン「広域観光の推進」の進捗状況について点検等を行いました。

 続いて、今年度策定する主要プロジェクト推進プランの2テーマ「スポーツ大会を活かした地域振興」と「地域連携事業の戦略展開」の骨子案について意見交換を行い、中間とりまとめ(12月を予定)に向けて、さらに検討を進めていくこととなりました。

東三河のキラリ企業訪問「株式会社ニデック」「株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」(蒲郡市)

2014年07月22日

 東三河県庁では、地域産業の現状を把握し、施策に生かすため、この地域の「キラリ」と光る企業を、中西副知事が定期的に訪問しています。

 今回は、創業者であり、かつ父である故小沢秀雄氏の意志を受け継ぎ、兄弟でそれぞれ社長として会社を任せられた蒲郡市の「株式会社ニデック」と「株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」に訪問した模様をお伝えします。
 
 
「兄の株式会社ニデック」


■目に関する製品を自社一貫生産
 株式会社ニデックは目の奥を撮影する眼底カメラ、近視矯正のレーシックを行うレーザー手術装置や白内障手術装置、更には眼内レンズなど、目に関する診察や検査、手術で必要となる製品の開発から製造、販売、アフターサービスまでを一貫して行っている企業です。


【小澤素生(もとき)代表取締役社長(写真右)から商品説明を受ける中西副知事(写真中央)と加藤総局長(写真左)】

■人工視覚システム
「見えないものを見えるようにしたい。」
 創業当初からの夢の実現に向け、平成13年に日本の企業では初めて人工視覚に関する研究所を立ち上げました。失明した方の視覚を取り戻すことを目標に日々研究を進め、平成17年には本県で開催された愛知万博「愛・地球博」において、人工視覚システムの試作機の展示を行いました。

 現在も大阪大学医学部、奈良先端科学技術大学院大学などの研究機関との緊密なパートナーシップにより、研究開発が推進されています。


【小澤社長(写真奥)から人工視覚システムについての説明を受ける中西副知事(写真手前)】
 

■「白内障眼内レンズ」の製造
 白内障とは、目の水晶体が徐々に白く濁ることにより、ものがかすんで見えたり、ぼやけたりする病気です。症状が進行すると失明に至り、主な原因は老化によるものと言われています。

 この白内障の手術として白内障眼内レンズを使う方法があります。まずは濁った水晶体を取り除き、その上で水晶体の代わりに直径1㎝以下のレンズを眼の中に挿入するものです。株式会社ニデックは、この白内障眼内レンズ及び手術用具を国内で製造している数少ない企業の一つであり、今後増加するニーズに対応するため、レンズの製造から梱包までをクリーンルームで行う白内障手術器具用眼内レンズ工場を、平成25年度に本県の「新あいち創造産業立地補助金」を活用して新設しました。


【白内障眼内レンズ工場内を見学する中西副知事(写真右)】

(株)ニデックのホームページへ(外部リンク)



「弟の株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」

■「ティッシュ・エンジニアリング」とは
 社名にも使われている「ティッシュ・エンジニアリング」とは、「組織工学」という意味であり、生きた細胞を使って、本来の機能をできるだけ保持した組織・臓器を人工的に作ることです。株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングは、この技術を活かして再生医療に取り組むバイオベンチャー企業であり、蒲郡市内で唯一の上場企業です。


【小澤洋介代表取締役社長(写真右)から会社説明を受ける中西副知事(写真左)】



【小澤社長(写真右)から会社内を案内される中西副知事(写真左)】
 
■日本で唯一
 現在、日本国内で実用化まで至っている再生医療製品は、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングの自家培養表皮ジェイスと自家培養軟骨ジャックの両製品のみとなっています。

【重症の熱傷患者に、正常皮膚を培養・移植するジェイス】
 火傷等で皮膚が広範囲にわたって失われた場合、周囲からの正常皮膚の細胞増殖による再生が間に合わないため、生命の危機に直面してしまいます。このような場合、自家培養表皮ジェイスは、患者の正常な皮膚から増殖能力が優れた表皮細胞を取り出して人工的に培養し、皮膚のようにシート状にしたものを受傷部位に移植を行います。

【怪我による膝関節等の欠損に、正常部位の軟骨を培養・移植するジャック】
 軟骨細胞には血管がないため、一度損傷を受けると自然には治りにくく、これまでは根本的な治療法がないことから、薬や手術を用いて痛みを取り除くなどの対症療法を行ってきました。このような場合に、自家培養軟骨ジャックは患者から採取した健常な軟骨組織より分離した軟骨細胞を培養し、患者自身に新しい軟骨を移植し、根本的な治療を行います。


【自家培養表皮ジェイス】


【自家培養軟骨ジャック】
 
 
■数々の表彰に輝いた自家培養軟骨ジャック
 昨年の9月には、第5回ものづくり日本大賞において「内閣総理大臣賞」を受賞し、更に今年1月には、2013年日経優秀製品・サービス賞において、昨年話題となったコンビニのセルフ式ドリップコーヒーや新型個体燃料ロケット「イプシロン」などと並び「最優秀賞(日本経済新聞賞)」を受賞しました。

 自家培養軟骨ジャックに対して県内のみならず、日本全国から注目が集まっています。
 
■今後の展望
 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングでは、これからの高齢化社会の影響を踏まえ、膝関節に用いられる自家培養軟骨ジャックのニーズが増えていくと想定しているそうです。そのため、今後予想される自家培養軟骨ジャックの増産に対応する製造施設の増設を予定しており、この施設には本県の「新あいち創造産業立地補助金」を活用する予定となっております。


 
  高齢化の進む日本において、白内障の眼内レンズや自家培養軟骨ジャックのニーズはますます高まっていくものと考えられますので、今後も兄弟社長の活躍に期待したいですね。
 
(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングのホームページへ(外部リンク)



投稿募集

東三河ではみなさまの様々な体験談を広く募集しています。

  • ご当地レポート
    東三河の観光地から地元の隠れスポットがあったら教えてください。
  • 東三河検定クイズ募集
    あなたはどれだけ東三河 のことを知っていますか? 難問お待ちしています!
  • オリジナルレシピ募集!
    東三河の特産物を使ったご家庭ならではのオリジナルレシピを教えてください。
  • 東三河のキラリ人募集!
    東三河内における東三河で活躍している人をご紹介ください。

モバイルサイト

携帯サイトからも東三河の観光情報などがご覧頂けます。

※記載されている内容・写真は、調査当時のものですので、最新の情報とは異なる可能性があります。
必ず事前にご確認の上おでかけください。

ページトップへ